長岡市の概要
長岡市は新潟県の中央部、新潟平野の南端に位置しています。古くは長岡藩の城下町として栄えました。長岡市は花火王国として有名で、市の中心を流れる信濃川では、毎年8月1〜3日に長岡まつり(長岡大花火大会2、3日)が開かれ、正三尺玉花火も上がり、たくさんの観光客が訪れています。また平成17年(2005)の長岡まつりでは、市民などから協賛金を募り、新潟県中越地震からの復興祈願花火「フェニックス」を打ち上げ、喝采を浴びました。この「フェニックス」は、同年10月23日の中越地震からの「復興の集い」や年末年始のカウントダウンイベントでも打ち上げられ、長岡を象徴する花火となっています。この花火は、今後の長岡まつりでも継続して打ち上げる方向で準備が進められています。
長岡のあゆみ
発見された石器などから推定すると、今から約2万年前に、信濃川流域である長岡の地に人々が住み始め、狩や漁を行っていたと考えられています。縄文中期の特記的な火焔土器が、西部丘陵の馬高遺跡にて発見されたのは、今らか4千年から5千年前のことだと言われています。古代の長岡は、高志国造に属し、高志・越・古志と呼ばれていましたが、このよく似た言葉には謎が多く、古代の終わり頃には、長岡付近には4つの荘園と2つの保がありました。それらが今のどこにあたるのかは定かではないのですが、律令時代には豊かな産物が長岡から京の都へ運ばれていったと考えられています。
中世は霊場の蔵王堂の威勢が増し、中越地方の総鎮守となりました。蔵王堂のあった蔵王の地は、信濃川に面していたため、交易がさかんになり、物資と人が集まりました。それをめぐって武将たちは争奪をくりひろげ、城郭を作りました。長岡市街北西には、現在も蔵王堂城址が残されています。激しい内乱が終わると、上杉時代が始まり、その古志の郡司であった古志長尾氏は、蔵王堂から栖吉に城を移し、上杉氏の重臣として中越を治めました。
その後は、堀直竒によって長岡築城がなされ、元和4年(1618)堀氏に替わって牧野氏が入封し、築城が継続され、長岡藩と新しい長岡町が誕生しました。牧野氏は三河出身の譜代大名で、7万4千石の領地を支配していました。長岡藩の藩是は「質朴剛健」の三河以来の伝統を守り、「常在戦場の精神」を精神風土とする独特な気風をつくっていました。一方、城下町の商人は、信濃川の河川交通を独占し、越後の富を得ました。長岡町は発展しましたが、信濃川流域の各地と紛争が起こり、次第に膠着化していきました。幕末の長岡藩は財政難となり、河井継之助が登場して、藩政改革を断行しました。幕末維新期には、戊辰戦争に巻き込まれ、戦火に城も町も村も焼かれて犠牲者を数多く出しました。結局、奥羽越列藩同盟軍に味方した長岡藩は敗れました。再興の努力もむなしく、長岡藩の時代は終わりを迎えることになりました。
明治時代に入ると、長岡には新しい指導者として、三島億二郎・小林虎三郎らが登場しました。一方、新興商人の岸宇吉らが台頭し、ランプ会に集まり、新しい時代に町を復興しようと努力しました。農業技術の改良や耕地整理の事業も進み、人口も増加の傾向をたどり、明治39年(1906)に市制を施行し、長岡市となりました。
大正に入ると、伝統産業が近代化されましたが、米騒動と王番田争議は長岡市にとって衝撃的な出来事でした。 昭和2年(1927)には上下水道が整備され、その4年後に上越線が開通しました。昭和に入ると工業立市などの軍事産業が町の発展に寄与することになりました。
平成17年(2005)に中之島町・越路町・三島町・山古志村・小国町と合併し、さらに平成18年(2006)には栃尾市・与板町・和島村・寺泊町と合併し、新生「長岡市」となりました。現在では、新潟県中越地震からの復興を目指すとともに、「独創企業が生まれ育つ都市」「元気に満ちた米産地」「世代がつながる安住都市」「世界をつなぐ和らぎ交流都市」の4つのテーマを設定し、事業を推進しています。
長岡の名前の由来
長岡の地名が文献に初めてあらわれたのは、慶長10年(1605)でした。信濃川を渡る蔵王渡しが、草生津渡しに替わり、信濃川右岸に長岡という町ができていたことが知られています。地名の由来は、信濃川左岸からみて、長い丘陵があったからであると言われています。
 |
 |
 |
 |
| 長岡の歴史についてもっと詳しく知りたい人はこちら↓ |
長岡市郷土史料館 |
| 住所: |
〒940-0828
新潟県長岡市御山町80-24 [地図を見る] |
| 電話番号: |
0258-35-0185 |
| 開館時間: |
9:00〜17:00 |
| 休館日: |
月曜日(国民の祝日の場合はその翌日)、国民の祝日の翌日、12月28日〜1月4日 |
| 入館料: |
大人300円、小・中学生150円(※団体割引あり) |
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
|